愛媛県今治市にお住いのY様邸にて引き続き塗装工事を行っております。先日サッシまわりの養生、外壁のクラック補修、下塗りまで進んでおりますので、今日は外壁の中塗りからの作業になります。
外壁中塗り施工
中塗りとは、下塗りの次に行う塗装工程です。外壁の色決めの際に選んだ色の塗料を使い、色塗り1回目というとわかりやすいかもしれません。ただし、色塗りは1回の塗布ではムラなどの塗り残しが出てきますので、色塗り2回目の上塗りへと続いて行きます。
中塗り施工後
中塗り作業の完成です。使用した塗料は日本ペイントのファインパーフェクトトップND-050というグリーン系の色です。基本的に中塗りと上塗りは“同じ塗料”で塗装をします。たまに、「わざわざ中塗りと上塗りの2回に分けなくても、1回で仕上げられないのか…?」とお客様に聞かれることもありますが、それは難しいです。
塗料は粘り気があるため、1回で多量の塗料を塗装しようとするとムラになります。どんなに腕の良い職人でも1回で多量の塗料を美しく塗り上げるのは、まず無理です。だからといって少量の塗料で薄く塗装すれば、見た目は美しく仕上がったとしても性能に何らかの問題が生じてしまいます。
付帯塗装を行っていきます。
付帯塗装とは雨樋や庇板金などをさします。外壁の中塗りを終えた後に、塗料が乾くまでの時間があるので、作業にロスが出ないように、塗れる部分から仕上げていきます。今回は先に雨樋の中塗りから手を付けていきました。
2階屋根の上塗りを行います。
先日、屋根の中塗りまでは工程が進んでいるので、上塗りを行い、2階屋根(大屋根)を先に仕上げていきます。
1階屋根(下屋)は外壁を塗るのに養生をしているため、外壁の上塗りが終わり次第養生をとってからの仕上げになります。
明日は外壁の上塗り、木部の塗装から作業していきます。
引き続き現場レポートにアップしていきますのでご覧ください。