愛媛県松山市にお住いのK様邸にて土壁の補修工事を行いました。お家は昔ながらの日本家屋で築60年程だそうです。住まれている方が外から見た時に、異変に気づきお問い合わせ頂きました。土壁を使っているお家の場合、10年に1度はメンテナンスすることを弊社では推奨しておりますが、40年間メンテナンスは行っていなかったそうです。こうした土壁は経年劣化が進んでくると、表面の土やほこりなどがぽろぽろと落ちて、場合によっては崩れてしまうこともあり、土壁の補修には大変な手間がかかります。
劣化が著しい部分を落としていきます。
まずは劣化の著しい場所を落としていきます。外観からはわかりずらい漆喰が剥離している場所も落とします。
土を塗っていく
損傷部分の下地に土を塗っていきます。
1回目の土の塗りこみ後
セメントで凸凹を整えていきます。
土の上からセメントである程度の凸凹をならしていきます。ここまでくれば後は漆喰を塗って完工になります。
漆喰を塗って仕上げます。
真っ白で綺麗な仕上がりになりました。漆喰のメリットは、何といっても白く高級感のある仕上がりになることです。昔のお城や武家屋敷の外壁には漆喰が使用されていますが、こまめにメンテナンスを行うことで、美しい外観を保っています。また、調湿効果に優れているため、雨や湿気の多い気候には特におすすめの外壁材です。石材と同じ程度の防火性があり、他の建築材と比較すると防音性にも優れています。
施工後お客様に写真で確認してもらうと、「綺麗に仕上げてくれてありがとう。これからも宜しくお願いします。」
と言っていただけました。お客様のありがとうを聞くたびにこの仕事をやってて良かったといつも思います。明日からも”ありがとう”と言ってもらえるように社員一同頑張ります(^◇^)
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