本日は、松山市にお住いのかたより、雨漏れの問い合わせがあり、屋根瓦の葺き替え工事を、任せて頂いた現場に着工しました。築23年のお宅で以前より雨漏れをしていたそうです。知り合いの建築屋さんに何度か修繕をお願いしていたが、一向に雨漏れが止まる気配がなかったそうです。そんな時に弊社のホームページを見て頂き、問い合わせしていただきました。
お客様のご要望としては、まずは雨漏れを止めたいのと、塗装か葺き替えを検討されているとのことでした。
勿論、塗装工事の方が費用を抑えることができることもあります。しかし、ご相談を重ねていくうちに、今のお家をお子さんの代まで残してあげたい、地震などに備えて、屋根の軽量化をしたいなど、色々なお考えを聞かせて頂きました。
日本瓦や、洋瓦に比べると今のスレート瓦でも十分に重量は軽減できていますが、最終的に、お客様のご意向により、葺き替え工事に決定しました。
着工前のスレート瓦の状態
前に塗装されたのが、14年前だそうです。若干塗膜が切れてきています。
スレート瓦を撤去しました。
瓦の下には、防水のシート(ルーフィング)が張っており、万が一雨水が侵入したとしても、シートが家屋内には、水をいれないように、施工されています。シートの柄が違う部分が以前修繕した箇所になります。
ルーフィングシートも永久的に防水性が続くわけではないので、張り替えのタイミングは必ず来ます。
ルーフィングシート撤去
今までの雨漏れの影響で、野地板にシミができたり、腐っている所が数か所ありました。
早期発見であれば、野地板交換しなくても、いけることもあります。
野地板張り替え
今回は、野地板を部分的に張り替える事によって、費用を抑えることにしました。
使用した野地板は、厚さ12mm、シックハウス症候群のホルムアルデヒドの放散量が最も少ない製品を使いました。
ルーフィングシート張り替え
ルーフィングシートを新しく張り替えていきます。
ルーフィングシートにも種類があり、今回は改質アスファルトルーフィングを使用しました。
一般的によく使われている、アスファルトルーフィングが耐用年8~10年程ですが、改質アスファルトルーフィングは、20年程の、耐用年数になり耐久性の高いルーフィングシートになります。
ここまで、工程が進めば、後はガルバリウムの屋根をかぶせていくだけです。
施工は後日になりますが、材料が搬入でき次第、引き続きアップしていきます。