愛媛県今治市にお住いのM様邸にてスレート瓦、外壁塗装の工事を行っております。先日外壁の中塗りまで作業が進んでいるので、本日は外壁の上塗りと木部、板金類の塗装を行っていきます。
外壁の上塗りを行っていきます。
外壁の上塗りを行っていきます。上塗りの主な役割としては最終仕上げになります。膜厚を確保し、耐久性を上げることで、仕上がりを左右する重要な工程になります。万が一、上塗りをせずに中塗りだけで終わらせてしまうと、ムラになってしまいますし、また雨などが乾ききっていないときに上塗りを行なうと、ツヤが引いてしまって曇った仕上がりになる場合もあります。
上塗り施工後
上塗りが終われば、外壁の塗装は完了です。外壁の塗装が終われば、サッシ廻りの養生を剥いで木部、板金の塗装を行っていきます。
木部施工前
屋根の破風の部分はほとんどのお家が木部になっているので、ウレタン製の塗料を使って外壁と同じように中塗り、上塗りと仕上げの色を2回塗っていきます。木部は水分を含むと劣化しやすいという特徴があります。そのため、木材の劣化を防ぐために防水機能のある塗料で塗装をする必要があります。塗装をしない状態だと、木材が水分を吸い込んでカビが生えたり、割れやすくなったりします。
中塗りを行います。
中塗りだけでは少しムラが出てくるので、上塗りで抑えていきます。
上塗りを行います。
上塗り施工後
庇板金の木部も同じように塗っていきます。
庇板金を塗っていきます。
外壁と板金の見切り部分を丁寧に刷毛どりしていきます。外壁はすでに仕上がっているので外壁にペンキが付かないようにします。職人の腕が問われるさぎょうです。
刷毛どりが終われば、ローラーを転がして庇板金を塗っていきます。
庇板金施工後
板金も艶も出て綺麗な仕上がりになりました。残りの板金も仕上げて、明日からやねの塗装に移ります。引き続き現場レポートにアップしていきますのでご覧下さい。