愛媛県松山市にお住いのG様邸にて板金屋根(瓦棒)の塗装工事を行いました。ベランダで洗濯物を干すたびに以前からお客様が板金が錆びているのが気になっていたそうで、弊社にお問い合わせいただきました。
施工前
かなりサビがではじめてますね、、、まずサビがではじめる原因は次の通りです。
鉄が錆びる原因は、水に触れてしまった鉄がイオン化することに関係があります。鉄がもともと持っている自由電子が水分に取り込まれてしまいイオン化します。鉄は自由電子が無くなることで不安定になります。鉄はもとの状態に戻ろうとして酸素や水と結びつこうとして酸化鉄となり、サビ (錆)が発生します。
こすり作業
ここでは、サビをたわしのような物でこすってある程度落としていき下地を整えていきます。簡単に言えば屋根のお掃除です。こすった際に小さな穴ぐらいであれば、コーキングを打って雨水の浸入を防ぎます。
錆び止めを塗っていきます。
ローラーが入りにくい所は刷毛で塗っていきます。
細かい部分を刷毛どりした後ローラーで塗っていきます。
錆び止め施工後
この錆び止めを塗る作業が重要です。よく住まれている方がご自身で塗装をされています。しかし、この錆び止めをしっかり塗っておかないと、2~3年でサビがまた浮き出てしまい、また塗装しないといけなくなってしまい、余計なコストがかかってしまいます。なので、この錆び止めというひと手間が重要です。
錆び止めに使用した塗料は日本ペイントの1液ハイポンデクロです。
トップの色を塗っていく。
錆び止めと同じようにローラーを使って塗っていきます。錆び止めを塗り終えると、仕上げの色を中塗り、上塗りと2回塗ります。基本塗装は、下塗り、中塗り、上塗りの3工程で仕上げていきます。どの工程1つ抜いてもいい仕上がり、品質は保てません。このくらいの屋根の大きさなら1日で十分仕上がります。
トップの色に使用した塗料は日本ペイントのファインパーフェクトトップの茶色です。
施工後
ばっちり艶も出て綺麗な仕上がりになりました。お客様も”綺麗になってうれしい”と喜んで下さいました。
板金屋根はサビを放置し過ぎると、腐食が進み、板金自体に穴が開いてしまいます。そうなれば塗装工事では修繕が難しく、板金を張り替えることになってしまい、費用も掛かってきます。
お家の事で気になる事があればお気軽に(株)日本エース開発までお問い合わせ下さい。