以前白蟻による、住宅への被害のご相談を受けていた、松山市にお住いのN様邸の内装工事に着工しました。
去年の夏頃に白蟻被害のお問い合わせを頂き、すでに白蟻消毒を済ませた段階です。今回内装工事は床材を畳からフローリングに張替えるのと、土壁からクロスに張り替える作業になります。
畳をめくった状態
土のような物がありますが、これが蟻道と呼ばれるもので、白蟻の通った後です。白蟻は光や風を嫌う性質があるので、トンネルのような物を作りその中を移動していきます。お家の基礎コンクリートや木材部分などにそのような物が見られたら要注意です。
被害が拡大する前に必ず業者にご連絡して下さい。
下地を張り替えます
ボードを張るための土壁に下地を入れていきます。
ボードを張っていきます
下地の上からプラスターボードを張っていきます。プラスターボードとは、石膏(せっこう)プラスターという素材を板状に形成し、表面を特殊な紙(ボード用紙)で仕上げた建築材料です。住まいの室内壁や天井を造る際に使用されます。柱にプラスターボードを固定し、その上にクロス(壁紙)を張るのが一般的な仕上げです。原則的に厚みがあるボードほど耐久性が高くなりますが、天井には薄いものが使用されることが多いです。
フローリングとクロスを張って仕上げます
以前の和風な部屋から洋風な部屋へと雰囲気もガラリと変わりました。
元々は白蟻被害からのご相談でしたが、現場調査に伺った際には家屋にかなりの被害が出ていました。白蟻予防の為の消毒なら、終わってすぐに内装工事に取り掛かれたのですが、既に家屋に被害が出ている場合は消毒をしてから一定期間、経過を観察する必要があるため、期間を空けての内装工事になりました。白蟻は基本下(床下)から上(屋根裏)へと被害を及ぼして行きます。弊社では5年に1度は消毒することを推奨しています。
弊社では、屋根の修繕だけではなく、こういった内装工事もおこなっております。勿論部分的な補修でも問題ありません。
お家の内、外装で気になる事がありましたら、お気軽に(株)日本エース開発までお問い合わせ下さい。
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