先日弊社に愛媛県松山市にお住いのお客様よりベランダ防水の無料見積りのお問い合わせを頂きましたので、現地調査にお伺いしました。お家は築40年程で最後に防水工事をされたのは、25年程前だそうです。その時は、身内の方が塗装業をされていたのでお願いされていたそうですが、高齢になり引退されたのでそれ以来、知り合いの業者がいない為メンテナンスはされてなかったそうです。まだ雨漏りに直接繋がる程の劣化はしていないので、雨漏りする前に防水工事をしておきたいとの事でした。まずはベランダにお邪魔させて頂いて現状確認をします。
現状確認
だいぶ、コケ、ホコリが蓄積されています。
よく見てみると、、、
よく見てみるとそんなに深くはありませんが、ひび割れ(クラック)を起こしてしまってます。十分に雨漏れの原因になり得る症状が起こってます。このクラックはヘアークラックとも言われ初期段階では、髪の毛ぐらいの細さのひび割れが起こります。それが次第に太くなっていき雨漏れの原因になります。外壁にも同じような症状が出るので見かけたら必ず業者にご相談する事をお勧めします。
防水の施工方法もいくつかありますので、施工方法と簡単にメリット、デメリットのご紹介をします。
ウレタン防水 名前の通りウレタンと呼ばれる樹脂を液体状にして塗り、防水層を形成する工法です。
メリット
・コストが安い・防水層が軽量で建築物に負担をかけない・複雑な部位への使用が可能
デメリット
・乾燥期間が各工程で必要なため工期が掛かる・定期的(7~10年毎に)にトップコートを塗布する必要がある
シート防水 塩化ビニールやゴム製のシートを専用の接着剤や機械で施工箇所に固定し、水の侵入を防ぐ工法です。
メリット
・コストが安価・伸縮性も高く耐候性にも優れる・工事期間が短い
デメリット
・複雑な形状には採用しにくい・施工者による精度のバラツキが生じる
FRP防水 液状の不飽和ポリエステル樹脂に硬化剤を加えて混合し、この混合物をガラス繊維などの補強材と組み合わせて一体にする工法です。
メリット
・強度が大きく軽量、耐水性、耐熱性、耐久性に優れる・均一な厚みで施工可能・すぐに乾くので工程が短い
デメリット
・コストが高い・臭いがきつい・湿気や化学反応で硬化するため外気温に左右され易い
施工方法により、メリット、デメッリトは異なります。一般的には、上記の3つの中から、施工方法をご提案させて頂きます。
もちろん、ご予算や、状態に応じてのご提案になり、お客様と今後色々と相談を重ねながら、お家に合ったベストな施工方法を一緒に考えて行きます。
弊社では、施工後のメンテナンスはしっかり行いますので、みなさん安心して仕事を任せて頂いてます。
少し気になる、違和感を感じる、そういったお客様は、(株)日本エース開発までお気軽にお問い合わせ下さい。