屋根工事ブログ

2026年10月13日更新

愛媛県大洲市テナントビルにて雨漏りのため屋上防水をQV工法で改修しました。

愛媛県大洲市にあるテナントビルにて屋上の防水工事をおこないました。

築30年程のテナントビルで室内に雨漏りを起こしているとの事でした。

現地調査に伺わせてもらいました。

屋上の防水機能は既に切れており、雨水が侵入し室内天井ボードが剥がれかけている状態でした。

ポイント補修では、他の箇所へのいたちごっことなる可能性もある為、全体の防水工事のご提案をさせていただきました。

防水層の耐久性や施工精度が建物の寿命に直接影響を与えるため、工程ごとの意義や重要なポイントを説明します。
清掃・高圧洗浄
ウレタン防水を行う場合、既存の防水層の上から施工できるのですが、下地となる表面が傷んでいると防水層の耐久性に大きく影響してしまうんです!
そのため、必ずケレン・清掃をしっかり行って下地を整える必要があります。
傷んだ部分の補修やシーリング処理、A1カチオンによる下地調整など、ひとつひとつの工程を丁寧に行いました。
施工に障害のあるエアコンの室外機なども邪魔にならない場所に移動させます!
清掃
水洗い作業
ケレン作業
ケレン作業です。伸縮目地は撤去していきます!
伸縮目地の古くなったバックアップ材を撤去します!
古くなった伸縮目地の撤去が完了しました✨
A1カチオン
A1カチオンで下地を平滑に!AIカチオンをしごき塗りして下地を丁寧に調整していきます。
A1カチオンは、薄塗でも強い下地を形成できる優れた下地調整剤なんです😊
この下地処理をきちんと行うことで、次に施工するウレタン防水層が床面にしっかりと密着して、長持ちする防水性能を発揮してくれるんです!
プライマー塗布
プライマーはウレタン層と既存の下地を密着させるためのものです。
この工程が不十分だと、防水層の剥離や水の侵入リスクが高まります。均一に塗布することで密着性能を最大限に発揮させます。
次に、目地部分にウレタン系シール材を充填していきます!
ウレタン系シール材充填
下地の不陸を平滑にしておくことが重要です!
こちらは、ただコンクリートに穴が開いているだけの状態でしたので、改修ドレンを取り付けました。
改修ドレン取り付け
脱気筒取り付け
脱気筒は防水層と下地(コンクリート)の間に発生する水蒸気を排気するための筒になります。
面積の広い屋上で脱気筒がないと、防水層が膨らんでしまいます。防水層全体のふくらみを防止するための筒なので、一定の面積ごとに設置します。
QVシート張り
平場には通気シート「QVシート」を貼ります。このシートは防水層の下に空気の通り道を確保するためのもので、湿気や水分の滞留を防ぎます。
シートの貼り付けには、突き付け工法を用いて縦横のラインを正確に揃えます。また、ジョイント部は一定の重なり幅を設けており、シート同士の接合部に防水性能を確保します。
このように基盤の目の様な規則性を持たせることで、施工精度を高めています。通気層が均一に機能するよう細心の注意を払います。
端末エンドテープ貼り
QVシートの端末部分にエンドテープを貼ります。
このエンドテープは通気層の機能を確保するために欠かせない部材で、シートの端部をしっかりと固定し、水の侵入を防ぎます。
よくあるのが、このエンドテープが未設置だったために通気層の機能が失われ、内部に水が溜まっていることがあります。
本工事ではこの部分を補強し、通気層の継続的な機能性を保証します!
シートラップ部:ジョイントテープ貼り
QVシート同士の接合部にはジョイントテープを貼り付けます。このテープはシートの接合部を補強し、隙間を防ぐ役割を持っています。
また、通気層としての機能を維持するために、わざとシート間に一定の隙間を設けています.これを「浮かし貼り」と呼び、通気層が連続してつながるように施工します。
ジョイントテープを貼らない場合、防水材が隙間に入り込み、通気機能が損なわれるリスクがある為、非常に重要な工程です。
下地材施工完了です✨
立ち上がり:ウレタン塗布1回目(サラセーヌ)
立ち上がり部分にウレタン防水材の1回目を塗布します。
適切な厚みを確認しながら、均一に塗り進めていきます。1回目をしっかり塗ることで、防水層の土台を構築します。
平場:ウレタン塗布1回目(サラセーヌ)
平場部部にもウレタン防水材を塗布します。ここでも均一な防水層を形成していき、縦横に丁寧に塗布し、下地との密着性を最大限高めます。
立ち上がり:ウレタン塗布2回目(サラセーヌ)
立ち上がり部分にウレタン防水材の2回目を塗布します。この工程では、1回目で隠し切れなかった部分をカバーし、均一な防水層を作り上げます。防水層の厚みを確保し、仕上がりの耐久性を高めます。
平場:ウレタン塗布2回目(サラセーヌ)
平場にもウレタン防水材の2回目を塗布します。立ち上がり同様、1回目の塗布で作成した防水層をさらに強化し、隙間や薄い箇所がないように仕上げます。
立ち上がり:トップコート
立ち上がりの部分にトップコートを塗布します。この最終仕上げにより、紫外線や摩耗に強い表面が形成され、防水層の耐久性が飛躍的に向上します。
平場:トップコート
平場部分にトップコートを塗布します。施工中の汚れや異物が混入しないように注意しながら、均一に仕上げます。工事の最終工程として、美観性と耐久性を兼ね備えた防水層を完成させます。
完工!!✨
今回の防水工事は築30年という経年劣化の影響を受けたテナントビルの屋上に対し、徹底した調査と補修を行ったうえで施工させていただきました。
施工前には、防水機能ゼロに近い状況が原因で漏水や湿気の滞留を引き起こしていました。
しかし、適切な工程と最新のウレタン防水技術を用いることで、屋上全体の防水性能が再構築させることができました。
屋上防水層は建物全体の耐久性や住人の安心感に直結する重要な部分です。この防水工事を通じて、建物の寿命が大幅に延びただけではなく、お客様の生活環境が向上しました。
テナントビルにとって大きな価値をもたらすことになりました。
今後も定期的な点検やメンテナンスも行っていきますのでご安心ください(^▽^)/

 

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