屋根工事ブログ

2026年2月7日更新

愛媛県松山市H様邸にて漆喰の詰め直し工事をおこなっております。

愛媛県松山市にお住いのH様邸にて屋根の修繕工事をおこないました。

築50年程の住宅で屋根に関しては一度もメンテナンスしたことがないということでした。

以前雨漏りを起こしたということで現地調査したところ、棟の熨斗(ノシ)瓦が抜けかかっている状態で、

また、漆喰も剥がれ落ちてしまっておりました。

ご施主様との相談の上、全体まではまだ広がっていないとの判断で一部棟瓦の積み直し、漆喰の詰め直しにて修繕させていただきました。

 

よくある雨漏り】瓦屋根の漆喰が剥がれた時の修理

瓦屋根の漆喰の剥がれは経年劣化によって発生します。

軽微な場合は、漆喰の詰め直し(上塗り)。重度の場合は部分的に一度解体し、瓦を積み直すことで修復できます。

屋根瓦の漆喰とは?

漆喰(しっくい)は、石灰が主成分の建材です。専門用語で面土漆喰とも呼ばれます。

漆喰は、瓦屋根の頂上にある山型の部分にある棟(むね)や壁際の土台を守るために白く塗り込まれています。

漆喰の基礎知識

屋根瓦の漆喰(しっくい)の役割は、屋根の棟瓦や壁際の熨斗瓦の隙間を埋めることで、瓦の下にある葺き土と呼ばれる粘土の層を守っています。

漆喰には、防水効果に加えて接着機能があるため、瓦を接着させる役割も果たしています。

漆喰の劣化症状

瓦の寿命が50〜100年に対し、漆喰の寿命は、約20年程度です。

約20年くらい経つと、漆喰に劣化症状が見られるようになります。

劣化が進行すると、地震などの揺れで漆喰にヒビが入りやすくなります。また、放置を続けるとヒビ割れが進行して、漆喰が剥がれ落ちます。

漆喰が剥がれ落ちると、棟の中から台土(だいつち)と呼ばれる土が出てきます。

土は雨水を吸収しやすいので、屋根の下を伝って雨漏りに繋がりやすくなります。

さらに、台土(だいつち)の流出は、棟を支える土台が不安定になり、棟瓦を支える熨斗瓦(のしかわら)にズレや歪みが起きます。

本棟の冠瓦・熨斗瓦・桟瓦の役割

熨斗瓦

30年程度前までの本棟は、葺き土・漆喰・熨斗瓦(のし瓦)・棟瓦の構造で棟ができています。

棟瓦(冠瓦)

屋根の棟(一番高いところ)に丸く被さっている瓦です。家の中に雨が入らないようにします。

熨斗瓦(のしかわら)

熨斗瓦(のしかわら)は半分の瓦が左右にそれぞれ積まれています。

雨水が棟に入るのを防ぎ、外へ水を切る役割をしています。

以前は見た目を良くする為、6段、7段と熨斗瓦(のしかわら)高い棟が流行っていました。

現在は震災が多いことから、段数を低くして機能性が重視されることが多いです。

葺き土(ふきつち)

葺き土は以前、本棟や隅棟を仕上げる際に瓦を安定させる土台として使用されていました。

ただ、土なので崩れやすく、震災でも多くの被害が出たことから、近年は強度が高い南蛮(なんばん)がメインで使用されています。


南蛮(なんばん)

南蛮(なんばん)は石灰にスサと糊を混ぜたもので色は黒です。

非常に硬く、防水性の高い屋根材です。漆喰を使う前にこの南蛮(なんばん)で土台を固めます。

漆喰の修理方法

漆喰の補修は主に以下の2つです。

補修方法①:漆喰詰め直し、上塗り工事
補修方法②:棟瓦取り直し(積み直し)工事

補修方法①:漆喰の詰め直し工事、上塗り工事

漆喰の剥がれや崩れが軽微な場合は、漆喰詰め直し工事を行います。

漆喰詰め直し工事は3日程で終わることが多いです。

修理費用を抑えることができます。

棟の中から土が多く出ている場合は、漆喰を塗ってもすぐに剥がれる可能性があります。その場合は「棟瓦の積み直し」となります。

修理前

漆喰にひびが入り、剥がれています。土が見えてきているので補修が必要です。

漆喰を上塗りする

漆喰を上塗りしして、補修完了となります。

補修方法②:棟の取り直し(積み直し)

棟瓦取り直し(積み直し)工事は、屋根の頂上部分の瓦である棟瓦を一旦取り外し、新しく棟を作り直します。

漆喰の劣化が酷かったり、瓦がズレたりしている場合は棟の取り直し(積み直し)工事となります。

棟取り直し(積み直し)工事に必要な日数は3~5日です。

修理前

熨斗(ノシ)瓦が飛び出ており、漆喰も剥がれ落ちているため、雨水が侵入しています。

この場合は、一度棟を解体し、積み直す作業が必要です。

棟の解体

まず最初に棟を解体します。瓦の状態がまだ良い場合は既存の瓦をそのまま使用します。

熨斗瓦(のしかわら)の積み直し

まずは葺き土を使って一番下の土台を整えます。

その次に、南蛮(なんばん)を使って熨斗瓦をバランス良く積んでいきます。

現在はひと昔とは違い、土を使うのは僅かなため、雨水を吸収することもなくなり、防水性が大幅にアップします。

熨斗瓦を積む時は、熨斗瓦の角度や幅によって雨漏りの原因となる場合もあるため、技術力と経験が必要です。

棟瓦(冠瓦)を被せる

棟瓦(冠瓦)が歪まないように、バランスを確認しながら慎重に被せます。

コーキング止め

瓦がズレないようにコーキング(接着剤)止めも念入りに行います。

完了!


なんばん仕上げ

最後に熨斗瓦(のしかわら)の下から出ている針金を巻いて全体を固定したら完成です。


漆喰(白)仕上げ

こちらは、漆喰(白)仕上げです。

ご希望や状況に合わせて、南蛮(黒)か漆喰(白)を使用します。

これで本棟の取り直し(積み直し)工事が完了となります。

棟の積み直しは施工技術が必要なため、やり方を間違うと雨漏りする可能性があります。DIYでやるのはおすすめしません。施工実績が多い業者,是非共「日本エース開発」にご相談ください。

瓦屋根の漆喰は定期的なメンテナンスが必要です。

今回は、屋根瓦の漆喰補修方法について解説しました。

陶器瓦の屋根は、約20年前後で漆喰補修のメンテナンスが必要です。

屋根瓦の漆喰は、屋根の寿命を長持ちさせる重要な役割を担っています。

漆喰の劣化を放置すると、雨漏りが発生し、工事費用が多額になってしまうリスクがあります。

屋根を見た時に棟が崩れかけていたら、早めに「日本エース開発」にお問い合わせください。

定期的に点検を行い、適切な時期にメンテナンスをすることをおすすめします。

この度は雨漏りがあったということで屋根はもちろんですが、壁面のひび割れ部分、庇、窓枠などの取り合い部分のコーキングの打ち直しも念のためおこないました。

この度は数ある建築会社の中から弊社「日本エース開発」を選んでくださり誠にありがとうございす。

今後定期的にメンテナンスも行いますのでご安心ください。

私たち「日本エース開発」は雨漏り調査の無料相談、無料見積もりをおこなっておりお気軽にお問い合わせください。

また、松山市のほか伊予市、東温市、今治市、西条市、新居浜市、愛媛県内におすまいのお客様からのお問い合わせも大歓迎です

 

 


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