愛媛県松山市にお住いのT様邸にて屋根瓦(コロニアル)の改修工事を行っております。
現在の屋根にはコロニアルという屋根材を使っているのですが、数年前から瓦の破損やヒビ割れが多く見られるようになり、今回改修工事のご依頼を受けました。
施工前
コロニアルとは、アメリカやイギリスの植民地だった場所の建築様式や家具などを模倣するスタイルのことを指します。これとは別に、屋根葺き材で人工化粧スレート板のこともコロニアルと呼ばれます。
コロニアルの重量は、瓦屋根の3分の1程度になります。 そのため、発売当初に一気に普及した屋根材です。 そのため、薄型化粧スレートを総称して「コロニアル」と呼ぶようになりました。
コロニアルは 表面の塗膜が劣化することで屋根材自体が水分を含み上記の写真の様に割れやすくなります。 定期的なメンテナンスがコロニアルを長持ちさせるコツです。
下地施工中
今回は葺き替えではなくカバー工法での施工になりますので、既存の屋根の上から構造用合板12mmを張って下地を作っていきます。
2階屋根下地施工後
屋根の面積が一般的な住宅より大きいので、本日は2階部分の下地張りまでになります。
明日、1階の下地張りとルーフィングシートの施工まで行っていきます。