先日着工した築23年の住宅でスレート瓦からガルバリウム鋼板の屋根への葺き替え工事の続きをアップして行きます。
前回、野地板と防水シート(ルーフィング)作業が終わりましたので今回は、唐草板金やケラバ板金などの役物を取り付けて屋根本体の取付作業を行います。
軒先唐草へ屋根本体を引っ掛けてビスで固定していきます。
こちらの住宅はそれほど面積も大きくないですし、片流れの建物なので作業もとてもスムーズに進めることが出来ました。
色もブラックでかなりいい感じです。
お客様も大変満足されてました^_^
今回はガルバリウム鋼板 縦葺 防水ニューS&W工法という施工方法をとらさて頂きました。
よくお客様の中に訪問販売の営業の人から『ガルバリウム鋼板の屋根はメンテナンスフリーなので葺き替え工事しませんか?』と勧められる事があるとよく聞きます。はっきり言ってそんな事はあり得ません。スレートやセメント瓦などは塗装、日本瓦や釉薬瓦などは瓦がズレたり、漆喰が経年劣化で剥離します。
ガルバリウム鋼板は、金属の中ではサビにくい素材ではありますが、絶対に錆びないというわけではありません。自転車やスコップなど固い物を鋼板にぶつけて傷つけてしまうと、そこから赤サビが発生することもあり、他の錆びている金属とのふれあいなどで、「もらいサビ」という現象が起きてしまうこともあります。
また、海辺や高温多湿な環境下では、白サビがついてしまうこともあります。
耐用年数が長いのが特徴ですが、やはり経年劣化は避けられません。今回は屋根の施工なので[もらいサビ]などは考えにくいですが、台風など強風の時に飛来物が当たったりなどは実際事例はあります。施工後も安心してお客様が暮らせるようにメンテナンスの方はしっかり行っていきますので万が一異変があれば早期発見できますので皆さん安心して仕事を任せて頂いてます。
人の体もお家も異常があれば早期発見する事でいくらでも対応する事はできます。お客様の不安を解消し、多くの笑顔に出会えるよう従業員一同邁進して参ります。