愛媛県松山市にお住いのN様邸にて屋根瓦(モニエル瓦)の塗装工事に着工しました。
屋根の劣化やコケが気になり、約25年ぶりの塗り替えを検討していた所、弊社のホームページをご覧いただいてお問い合わせ頂き、現地調査、打ち合わせを行い、本日より着工しました。
足場施工後
職人が安全にかつスムーズに作業を行えるように作業用昇降足場を組み立てます。
施工前の屋根の状態
増築部分の瓦はまだ塗膜は残っていますが、既存の屋根はコケが生えてしまっているのと、塗膜が剥がれ落ち瓦の素地が見えてしまっている所があります。
モニエル瓦とは1970年代〜80年代に人気をはくした輸入品の瓦屋根です。ヨーロッパで広く普及している瓦なので、洋風なフォルムでかつ色のバリエーションが豊かなのが特徴です。陶器ではなくコンクリートでできた瓦です。
モニエル瓦を塗装するにあたっての注意点
モニエル瓦を塗装する際には一般的なセメント瓦と使用する塗料は変わってきます。モニエル瓦にはスラリー層と言われるコンクリートを保護する層が表面にあるため、スラリー層に適した下塗り材を使用しなければなりません。その為セメント瓦とモニエル瓦の見分け方が大事です。よく訪問販売の営業マンが来て「安く塗装できます」と言われお願いしたが瓦の種類の見分けがつかず塗ってしまい2年程で塗膜が剥離しはじめたとお客様から問い合わせを受ける事もあります。
洗浄施工後
塗装作業を行う前に水洗いを行い汚れを落とします。